涙の成分と役割
涙の成分
涙の原料は血液で、涙腺内の毛細血管から得た血液から血球を除き、液体成分のみを取り出したもの。
涙の成分は水分が9割以上を占めており、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質やタンパク質、免疫タンパク、抗菌作用のあるリゾチームなどが含まれている。
涙の役割
- 目の表面(角膜・結膜)への栄養補給
- まぶたを円滑に動かす潤滑材
- 細菌・紫外線から目を守る防御壁
- 雑菌の消毒
分泌された涙液は目の表面を通過したあと涙点に入り、涙小管・涙嚢・鼻を経て、喉から再吸収される。
- 最終更新:2010-02-17 12:12:00